基本コンセプト
ビジネス・インテリジェンス上のアプリケーション基盤
収集したデータからビジネスのイベントを検知。一連の対応アクションを実施。
ビジネスをイベントとして捉える
イベントをどう捉えるか
イベントのタイプ
イベント:ビジネス上対応すべきアクションや作業が必要になった状態
(1)スケジュール・イベント:予定した日時(特定日時や定期的な日時)に発生
例: 機器や設備の定期保守、納期での製品納入
(2)ヒューマン・イベント: ビジネスの進捗度やその状況に応じて随時発生するが人の状況等判断や行動により起きるもの
例: 顧客からの修理依頼、業者への商品の発注
(3)システム検知イベント: ビジネスの進捗度やその状況に応じて随時発生するがシステムがアプリケーションやセンサーからデータを収集、データが事前に設定されたイベントの検知条件に合致した場合に検知するもの
例: 最低在庫以下の商品在庫、製造での不良品率規定率超過、機器の油圧規程値超過 などのシステムによる検知
イベントを捉えて解決まで管理
「イベント・マネジメント・フレームワーク」+「業務モデル」 によるソリューション構築
業務モデルとは、「イベント・モデル」、「アクション・モデル」、「イベント・データ」により定義。
「イベント・モデル」
どの業務の何(イベント・サブジェクト)を対象とし、どういった状態をイベントとするか。そしてイベントの検知条件、または起動条件を定義
ex. 案件の発生、機器の異常検知、在庫の不足、生産遅延
「アクション・モデル」
イベント発生時に行うアクション/作業の項目は何で、その内容は? 対応の順番、状況の管理はどのようにするか
ex. 検査、確認、測定、データ入力、他者への作業依頼
「イベント・データ」
イベント/アクションに付随する情報。入力する情報、関連付ける情報
ex. 顧客データ、測定データ、発注データ
「イベント」対応は一過性のものではない : ライフサイクル・マネジメント
「イベント・マネジメント・フレームワーク」+「業務モデル」 によるソリューション構築